台風と計画運休

風水害が多発している、近年の天候です。台風19号のニュースとともに、テレビやラジオでは、その備えについて、盛んに放送されていました。地域生活センター各グループホームでも、注意が呼びかけられ、様々な準備をしました。停電に備えて、懐中電灯やラジオの確認はもちろん、ごはんを多めに炊いておいたり、断水に備えて、お風呂に水をはっておいたり、外にある動かせるものは、吹き飛ばされないように、自転車のような大きいものも室内に入れてました。それでも、「あ、電池が足りない!」とお店に走っても、全て売り切れ、、「窓をダンボールで覆わなければ!」と思っても、すでに資源ごみへ出したばり、、、と、普段からの備えに対する反省もありました。

当日の夜は、浸水に備えて、3ホームが2階の部屋へ屋内避難、1ホームは、地域の町内会館へ屋外避難しました。町内会館で泊まったのも初めての経験、心配がありましたが、地域の方の支えもあり、無事みなさん、眠れたようです。翌朝、ホームへ戻り、疲れをとりました。

さらに、今回は、大幅な計画運休が実施されました。外出中止にとどまらず、支援者が来られるかどうかの連絡・調整や、早めに来てもらったり、電車やバスが動いているうちに、上がりを早めたり、綱渡り状態でした。

近くに住むヘルパーさんなどに協力を得て、何とか全ホーム乗り切ることができました。今回のことを、様々な面において生かして、災害級の風水害に備えていかなくてはいけないと、改めて実感した3日間でした。